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VOL.26 No.2 '10 /夏 ≪役員より≫自動車部品本部・建材本部

"モノづくり"に想う

自動車部品本部

取締役自動車部品副本部長 前林 治郎

当社の経営理念である、お客様満足・社会貢献の実現のために、"モノづくりの原点回帰"に関する活動が、全社で展開されています。私の担当するミラーの開発、製造、品質領域では、革新レベルの技術や品質の早期実現のために、関連部門との連携を強化し、体制整備や設備導入に積極的に取り組んでいます。その具体施策や成果がここ数年で見える様になってきました。

しかし、昨今の自動車産業を取り巻く市場環境や、競合状況から、その内容、スピードともに満足できるものではありません。生き残りをかけての更なる活動展開が必須です。

早く満足レベルに到達し、"時代の動向を予測対応できる商品や技術をグローバルに提供し、お客様に安心、信頼していただける企業になりたい"と願っています。

研究開発や品質関連領域は、時間がかかり、成果がすぐには現れにくい業務です。ベンチマークや、過去の開発事例、失敗の経験を肥として積み重ね、商品や品質、技術の革新に粘り強く挑戦し続けることが肝です。また、リスク対応を含めた最善の意思決定により着実に前進させる必要があります。これらから、"常に半歩先を目指すことが自分たちの生き様"を、自分自身の価値基準にしようとの想いを新たにしています。

心・技・体を磨き続け、良い成果を獲得する

建材本部

福山営業所 所長 安藤 泰祐

62期の福山営業所の方針を会社方針、本部方針を踏まえ以下のようにしした

 「目標に責任を持ち、知恵と工夫で効率的に成果を上げる

  1.役割分担と目標を明確にした業務推進により、成果を出す

  2.顧客から信頼される施工管理力、施工力を強化する

我々の取り巻く環境(建設業)は長引く低気圧の影響で、中々日差しが見えてきません。

しかしながら、一人ひとりが「モノづくり革新」に向けて邁進すれば勝ち残れると確信しております。8次中計の初年度は真のモノづくり企業になるための非常に大事な一年であり、福山営業所としても前期の屈辱的な結果を大いに反省し、一人ひとりが変わり営業所が変わっていかなければならない大切な1年目と位置付けしております。

福山営業所としては、各々が役割と目標に責任を持ち、意識、行動、業務の改善・改革を推進し「良い成果」を実現させたいと思っております。その為には、社員が「自分が主体的に仕事を動かしている」(自律型社員)という当事者意識を持ち行動することが必要だと考えます。又、外部環境がこれだけ変化した現在では、今までのやり方や慣習(当たり前の基準)を柔軟に変えていくことも大切です。そして、チームワークによる組織力(総合力)が発揮できるよう営業・施工の部署が互いに協力し合い、アメーバー的に効率良く動くことが成果に繋がるものと思います。

今期、数値目標の必達は勿論のこと、内製化の推進、業務改善、施工管理力/施工力の能力向上に向けて具体的に推進計画に基づいて実践していきます。

実践していく上で、阻害する要因は多々あると思いますが「負けない、逃げない、諦めない」を合言葉に、所員全員が夢と希望を持ち、明るく元気に邁進していく所存ですので是非、期待をしておいてください。