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「自信を糧に」
取締役自動車部品本部副本部長 多賀 慎一
ミラー事業に参入して四半世紀が過ぎ、第7次中計よりキーワードとして掲げ取り組んできた"ブランド志向"。価値と対価のバランスを取りつつ、業界をリード出来る競争力の保有を目指し、その源となる"ものづくり・ひとづくり"を柱に、多くの出来たこと・出来なかったことの道程を経て現在に辿り着いています。出来なかったことより出来たことの方が多かったからこそ今があり、その点は皆が胸を張れるものと感じています。
しかしながら、ここ数年、予想を上回るスピードでニーズや価値観も変化しています。例えば、"二匹目のドジョウ"を伺ってのことか新興国への進出が加速し、また、従来のしがらみを制約としないサプライチェーンのリストラなど、明確なブランド(売り)としての"品揃え""店揃え"、それが出来る人材集団を業界トップまで昇華していく必要に迫られています。
下期を迎え、前期課題の棚卸しをし、目標とのギャップを明確にした上でリカバリーを含めた行動計画を立案し、即、実施していかなければなりません。
700人を超える所帯の会社です。知恵と工夫、気概と努力でハードルは高くとも超えられるものと確信しています。
今しばらくは増産や新規受注等、多忙な毎日が続くものと思われますが、半期に一度の節目でもあります。今までの成功体験も思い出しながら自信をもって邁進していきましょう。
「下期のスタートにあたって」
建材本部
取締役建材本部副本部長 井上 純一
今年の夏は異常気象となり各地で最高気温を更新したり局地的に豪雨となって災害が発生しました。私たちを取り巻く環境もまたこのように気候だけでなく経済環境など、時には想像の範囲を大きく超えて変化することがあります。
その場その場で適切に対処することも大切ですが、普段からそれらに対応する策を考えてしっかり備えておかなければなりません。
これは私たちの仕事にも同じことが言えます。仕事でのその策とは「各部門の中計・年計」であり「人材育成計画」や各人の「年度計画」にあたります。いずれも「一日」や「そのうちに」では達成できません。
私たちは日々直面する仕事につい追われがちになりますが、それらの目標や考え方を常に頭に置いてアクションに繋げておかなければなりません。また、計画を進める上で「ミエル化」を図り、課題の進捗や問題点を共有化して力を合わせることも大切なことです。もうひとつ大事なことはアクションの速さです。水面に石を投げた時に起こる水の輪のように、アクションを起こすことにより必ずいろんな反響が返ってきます。そのことによりまた次の打つ手や作戦が生まれてきます。自ら石を投げなければ何も起こらないばかりか、人が投げた波ばかりをかぶる結果となります。上期に不足したところ、また、下期の目標と年度計画がしっかり達成できるように一人ひとりがスピードある行動とミエル化をはかり、力を合わせて目標達成に向け頑張りましょう。