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代表取締役社長 石﨑信三
◆ 2013年度の振り返り
2013年度は第9次中期経営計画の1年目であり、多くの成果がありましたが、課題も残されています。中でも品質問題は最重要な課題であります。結果として、お客様視点で仕事をしていくことが出来ていなかったと反省しています。今年度は、ただちに間違いのない品質保証体制を構築できるようにしなければなりません。これが出来なくては、お客様の信頼と安心を取り戻すことはできません。
◆ 2014年度の会社方針
『2014年度の会社方針』
価値創造2014
お客様視点に立ち、スピードとチャレンジ精神をもって
1.元気な挨拶と5S3定を徹底し、活力ある風土をつくろう
2.モノづくり革新を実現し、QCD目標を達成しよう
3.魅力ある商品を提供し、お客様の期待を超えよう
u 第9次中計の課題を理解しよう
第9次中計は、3年間をものづくり企業としての基盤強化期間と位置付けています。
・ものづくり原則にそって、5S3定とあいさつを職場の日常に定着する。
・お客様立場から視て、求められる商品・サービスを開発・提供する。
・既存のモノづくりをしっかり見直し、品質第一の石﨑本店生産方式を確立する。
これらの実践と実現をすることで、新たな価値を創造していけるモノづくり企業に成長し、発展することを目指しています。このためにもう一度、第9次中計の主旨について理解を深め、考えてください。
u ぬるま湯からの脱却
これまでの流れのままで、ぬるま湯に浸かっていないか、甘えは無いかを真剣に見つめ直し、新たな時代に向って、やるべきことを成し遂げるべく、個人・組織が一体となる必要があります。
◆ 今、求められる企業とは
皆さんが知っているように、当社は大口の取引先様の海外生産に応じて、いくつか海外で工場建設
と工場経営を続けています。この事業傾向はもっと強まるでしょう。そのために国内工場、研究開発部門では、世界に通用する技術・技能を強化して、海外要員を訓練・教育出来るようにする、またいつでも海外要員として支援や経営管理に行けるようにならないといけない。しっかり海外企業を支えることが出来る資金力も必要です。このように、人材力・技術技能レベル・営業力・資金力などを持った、将来性がある企業であることが求められています。
◆ お客様視点で全ての業務の仕組みを見直す
お客様との接点は商品であり、商品を創りだす全ての領域、業務でお客様視点は必要です。全ての業務の目的を明らかにして、仕組みを見直し、不要なことはやめて重要な事を強化する、情報を共有化する、業務を標準化するなど、お客様視点で思い切った切り替えをする必要があります。品質、納期、コスト、商品・サービスの面から、筋を通した業務改革を断行し、お客様の安心と信頼につながる組織を築き、外部変化にも強い企業体質につくり上げましょう。
u 社員が自分の能力開発をして、生涯プランと結び付けること
会社として2014年度には、職種に応じた体系的な教育・訓練の仕組みを定着させることを目指
しています。幾つかの職種の経験を積むことで、より一層会社の業務や事業の理解を進める機会を増やし、能力開発を進め、会社の仕事に必要な公的資格を取得する事も支援します。
より高い知識や技術を学びとる人には、
結果を出すことで生涯プランと結び付けた執務が出来るよう奨励します。
こうして挑戦することで、お客様の要求に応え、
本当の仕事を覚えることができます。
社員一人一人がお客様視点に立ち、スピードとチャレンジ精神を持って邁進しましょう。