第9次中期経営計画では『商品革新』、『モノづくり革新』を中心とした商品戦略を展開してきています。具体的には、お客様志向による商品開発、独自技術の確立、お客様志向による商品・サービスの抜本的な見直・改善です。これにより、我々が目指す姿である『期待を上回る商品・サービスにより、お客様に喜びと感動を与え続ける』を達成して行きます。

我々は、コストを下げて安価で質の良い商品を提供すれば良い、と考えているのではないでしょうか。お客様の思い、ニーズをしっかりと把握して、それに応えているでしょうか。お客様自身も気付かれてないが、喜んで貰える価値を如何に創造するかが重要です。全ての業務はお客様のニーズが原点になり、全てはそこから始まるのです。お客様の現場に直接入り込み、潜在しているニーズを把握し、提案・解決することがブランド価値を高めることに繋がります。

第9次中計の3年間を『価値創造2015』とし基盤強化の期間と位置づけています。これを支える『石﨑本店生産方式』 の進化の到達レベルをお客様満足度（コスト・品質・納期）、商品力/サービス力で評価しています。営業・開発・生産/施工等全ての部門が一丸となって、お客様のニーズを理解し、課題を共有し、解決して行くプロセスを強化しています。それを支えるのは人であり、その人材確保が急務であると同時に、一人ひとりが各課題に積極果敢に取り組むことが求められています。

基盤強化での大きな課題に安全・品質があります。この領域では何事にも妥協することなく、徹底した体質強化が求められております。安全・品質を全てのプロセスで造り込み、お客様に満足していただける商品により、ブランド価値の構築を図って行きます。

Innvation20の活動はキックオフから3年目を向かえ定着してきました。また、課題解決に向けた技術革新を起こし、新商品開発の実現を目指して、全社をあげて活動を展開しています。しかし、市場での変革はそれを上回るスピードで進んでおり、改革のスピードを更に上げる必要があります。

　石﨑本店が今後大きく飛躍するために、Innvation20の活動を強く推し進め体質改善を成し遂げるとともに、商品・サービスの向上に繋げることで、強固な基盤づくりに尽力してまいります。