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VOL.34 NO.3 '17/秋 <半期を終えて/建材本部>

 2017年度も半年が経過し、折り返し地点となりました。建材本部の上期の業績は、目標に対して大きく下回った結果となり、危機感を持って下期を迎えることとなりました。今後の建築業界を推測しますと少子高齢化問題、東京一極集中型需要、オリンピック需要等により地方における需要は間違いなく減少していきます。それを考えますと上期での危機感は、今後に大きく重要な課題として生きてくると思われます。方針にもあります、お客様目線での価値を提供できてるでしょうか?専門業者としてお客様から期待される技術を提案出来てるでしょうか?先を見た需要減少の中、新たなニュービジネスへの取り組みはできてるでしょうか?残念ながらどれをとっても道半ばの状況であり、まだまだスピードアップした行動が必要だと感じています。下期においては、建材本部の目指すべき姿である安全・安心・快適な生活空間を創造し提供する企業を実現するために

① ガラス完成品から住宅サッシ完成品までの倉庫内完成によるジャストインタイムでの現場納品。

② 人的交流を実施し、自社の施工能力の強化。

③ 施工技術者の継続的育成と多能工・専門職の融合によるフレキシブルな編成対応を可能にする。これらにより建材本部が総合施工・製造センターとして顧客の期待に応えられる体制の基盤を作りたいと思います。又、業界の流れをいち早く推測した中での技術開発部門の設立も視野に入れた体制を作っていきたいと考えます。

 今後、日本一の施工集団になることを目標に、一致団結して挑戦する集団を目指していきます。

                                                執行役員 建材本部長 土本 恭則