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常に「やってみよう」という姿勢で、日常の当たり前を変えよう
取締役 執行役員 経営管理本部長 沼岡 弘憲
クラウド、IoT、ビッグデータ、AI(人工知能)―。今、巨大な新産業として捉えるべき技術革新が急激に進み、世界的にも大転換期を迎えています。私たちの目の前には従来の常識が通用しない社会が待ち受けており、現状に安住していれば次の100年どころか10年先も安泰とはいえません。会社も社員一人ひとりも、新しい時代の企業経営のあり方、新しい働き方を創造し、持続的な成長を確かなものにしなければなりません。
第10次中期経営計画の集大成となる今年度は、IT活用による業務プロセス改革、次世代の人財づくりなどを主要施策としています。中でも、前者を最重要課題とし生産性の向上と働き方改革を推進するとともに、物事の考え方、仕事の進め方の新陳代謝を進めていきたいと考えています。
そこで不可欠となるのは、「気概」と「実践」です。いつまでも従来の慣習にしがみくのではなく、「こうしたい」という意志と「先ずはやってみよう」という姿勢で、日常の当たり前を変えることに創意工夫する。それを粘り強くやり抜くことが、明るい未来へと続く新しい扉を開く鍵であると思います。
創業100周年を迎えた今年は新たな出発点です。「社是」や「経営理念」の原点に立ち返り、中長期的な視点に立って実践していきましょう。