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2018年度早くも上期が終わり下期に向けて突入します。今年度は第10次中期経営計画の最終年度の位置付けの中で、私たちの想像以上の市場の変化に業務改革が遅れている状況の中、スピードを持った改革を目指そうとスタートしました。半期を振り返ってみますと、壁においては、将来普及するであろう施工BIMの取り組みに対して、知識の習得を目標に積極的に勉強会の参加を行いました。下期は実践目標として作図を行う予定を組んでおり同業他社の中ではいち早く施工図・施工一貫体制を構築していきます。窓においては、樹脂サッシの需要増加によりメーカーの完成品納入が増え、自社ブランドである複層ガラスの生産が大きく減少する事態となっています。アッセンブラーとしてのジャストインタイムでの完成品納品を目指していますが、時代に乗り遅れている状況です。下期は、サッシメーカーとのタイアップにより生き残る道筋を模索していきます。
今後の建築業界における市場と環境は大きく変化していきます。我々は、この変化に決して取り残されることなく、更には未来輝く地域オンリーワンの存在となることを目指してまいります。その実現のため、第10次中期経営計画を振り返り課題を整理し、第11次中期経営計画をしっかりと作りこんでいきたいと思います。
執行役員 建材本部長 土本 恭則