研究を通じ、未知の技術に挑戦する
■検証のための環境づくりとテーマ研究
自動車が好きで関連する業務に携わりたいと考えていたため、広島に拠点がありドアミラーや自動車用ガラスなど、扱う製品がイメージしやすいという理由で入社を決めました。現在取り組んでいるのは、ドアミラー制振構造の研究と、製品の強度などを検証するツールの開発です。データ上で製品に力や振動を加えることでそれがどのように動いたり壊れたりするかといったことを確認し、新しい製品・技術の実用化に役立てています。同時に検証ツールを開発しながら作業環境を整えることで、研究の精度を高めています。
■社外との連携や展示会から刺激を受ける
先行開発の現場では成果を得るまでのノウハウが社内にないことや、アプローチの方法がわからないといった場面が多くあります。その際には文献に頼るほか、連携している大学・企業の方に協力していただくこともあり、対外的なコミュニケーションが必要とされます。また、技術の動向調査として様々な展示会などに参加し、最新の技術や情報を直に目にすることも、良い刺激になっています。答えの用意されていない課題を突き詰めていく仕事なので苦労も多いですが、自分が携わったミラーを搭載した自動車を街で見かけたときは、大きなやりがいを感じます。
■必要なのは興味と前向きな精神力
目標は現在扱っているテーマの中心として研究を進捗させ、会社に貢献することです。新しい製品・技術の開発は一朝一夕にはいきませんが、根気強く向き合って成果を出していきます。すぐに結果が出なくても諦めない心、新しいことに前向きにチャレンジする精神力が必要な部署ではありますが、反面、入社の段階で知識や経験はそれほど必要ではありません。入社後に研修やセミナーが実施され、知識を吸収する場は用意されています。実際に未経験で活躍している社員も多くいるので、自動車に興味がある方にはぜひチャレンジしてほしいと思います。
■ある日の一日
- 8:00 課内ミーティング
- 8:30 設計検証ツールの開発
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12:50
ドアミラー制振構造の研究
日によっては共同研究相手とのweb打ち合わせなど - 17:00 退社