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「モノづくり革新」をテーマにした第8次中計の二年度に入りました。お客様の期待に応える石﨑本店でありたい、期待に添うことは勿論ですが、新しいこともどんどんやっていく、こういう一年を創っていきます。
私をはじめリーダーは慣習に胡坐(あぐら)をかくことないよう、また新しい事業展開に身をもって取り組み、失敗や後退が許されない真剣勝負の年度にしたいと考えています。
《新しい顧客価値》
お客様が安心して使う、信頼して使う、使っていくうちに納得と感動が出てくる。そういう商品・工事・サービスを持ち続ける。これを「新しい顧客価値を持っている」といいます。会社の外から見ても、モノづくりのプロセスを手堅くやっており、品質もよく、その上に+αの値打ちのある顧客価値を持った会社だと、評価される会社になりたい。
これは皆さんが思っていることと同じだと思っています。全員が自分の部署で出来る新しい顧客価値の創造をやっていきましょう。
《技術・技能を革新・整備する》
モノづくり会社として、社内外の技術と技能を掘り起こし、ナンバーワンの技術・技能を目指した事業展開をする。お客様に感動と安心を提供し続けるためには何が必要かを明らかにして、年度計画に必ず取り入れ、それを実現する為の内容を定め、全員で取り組んでいくことにします。
《変わる・変える》
会社のしきたりや考え方・仕事の展開の主流を、真のモノづくり組織にふさわしいものに変えていくことは、会社の存続の上で欠かせません。
改めて事業展開の主な内容を確認します。
建材は「窓」と「壁」の施工を社員自前で出来る専門工事会社となることを進めています。あわせて施工したものを十年間品質保証の約束をするために、この一年で施工品質管理の水準を上げて実施します。
自動車部品は品質と生産性を磨き上げ、一個一枚のモノづくりで失敗作をお客様に流出しない品質保証が出来る工場になること。また、アジアを中心に海外製造拠点を生み出し、育てる大仕事に挑戦します。
「次世代においてもお客様に信頼されている石﨑本店」になるように会社を変えていく、この計画に皆さんの歩調を揃えてください。
《一人一人花を咲かそう》
「モノづくり革新」を本格的に進める本年、皆さんに課題と大きな期待がかかってくることになります。皆さんそれぞれがミッション(使命)をもって仕事の場につく上で、毎日苦しい、困難だという時がきっとあります。このとき自分に妥協せず、チームの協力も得ながら課題をやり通すことで、自信と基礎力がついてきます。
一人の課題を一人がやり遂げて、自分が仕事の花を咲かせる。その花を周りが愛でる。こんな一人一人が集まった組織になっていけば、厳しい環境の中にある会社が、新たにぶつかる困難事も解決できる大きな力になるでしょう。
若い人だけでなく、経験者も初心を呼び戻して、通信教育や研修、仕事を通じて積極的に学び教えることで、広い理解力と高い志が持てる人づくりに励んでいただきたい。
《モノづくりは安全・無事故・無災害》
モノづくりは、身体とモノ、場所と状況の移動の中で行います。この中に思わぬ事故や危険もあります。危険予知・予防、再発防止は全社員の気配りで、安全・無事故の職場を維持していくことに心がけてください。
また想定される災害に対し全ての事業所で備えが出来ていることを点検して災害ゼロを目指します。
《本年度の会社方針》
以上のことを心がけていただき、各事業本部・総務本部から出された方針にもとづく、みなさんのこの一年の目標に向けて、互いに挑戦し、結果を出すことにしましょう。
『モノづくり革新 2011』
お客様に感動していただける商品を提供するために
1.プロセスを見直し、品質を高めよう
2.徹底したゼロ・ロス志向で、最小コストを実現しよう
3.ОJТを通じて、一段高い技術・技能を修得しよう