『お客様のために、そして自分自身のために』　　　

第9次中期経営計画を終え、いよいよ第10次中期経営計画がスタートしました。

第9次中計では基盤強化に取り組みました。例えば、営業から工事の一貫体制構築、社内学校の実施、安全・品質管理の強化、子会社のウインドウシステムでは新規設備導入による生産力強化など、課題はあるものの一定の成果を得ることができました。

第10次中計では、経営基盤の更なる強化のため、お客様の考える価値とはなにかを明確にし、我々の商品・サービス、業務プロセスの強みを伸ばし、弱みを改善することで、お客様の価値を実現することを目指します。そして、お客様に対して更なる付加価値を提供する住空間のプランナーになれるよう、技術力の向上や専門知識の習得など、一人一人がスペシャリストとして活躍できるよう、スキルアップを狙います。

発想力をもち、お客様視点で気付くこと、そして、品質、スピード、納期を重視し結果を積み重ねることが、お客様品質に近づき、基盤強化につながる方策の一つと考えています。

東京オリンピックが開催される2020年以降、建設業界の仕事量は落ち込むことが予想され、強烈なコスト競争に巻き込まれるでしょう。将来勝ち残り、皆が笑顔で仕事ができるよう、今こそ改革を行い、お客様のため、そして自分自身のために盤石な基盤を構築して行きましょう。

専務取締役 建材本部担当　石﨑泰次郎